FAQ

よくある質問とその回答を一問一答(Q&A)形式でまとめました。

<飲食店舗>

30席前後の飲食店を出店予定です。物件を検討する際、電気・ガス・水道の必要容量の目安があれば教えてください。
規模や提供する料理(厨房設備スペック)によりますが、目安として電気(電灯)75A(動力)60A・ガス16号・水道25A以上が理想です。状況に応じて厨房機器を電気式にすることで、ガスの容量が少なくても対応できる場合もあります。物件に十分な容量が引き込まれていないと、契約してから思わぬ追加投資が必要になってしまいますので、しっかりと事前確認してください。

20坪のスケルトン物件で飲食店を出店予定です。工事期間は、どのくらい見込んでおけばよろしいですか?
物件の条件によって前後しますが、4週間程度をみておけばいいかと思います。夜間工事も行えば工期はその分短縮されますが、費用は上がりますし、騒音等で周辺にご迷惑もお掛けしますので、あまりお勧めしません。また、厨房の防水工事に付随する設備工事は期間をあまり短縮できず、1週間程度かかります。特殊なものであれば、手配や材料発注など準備期間も必要となります。諸官庁への届出も書類を提出してから検査まで時間がかかる場合があるので注意が必要です。工事着工前の設計期間、見積及び調整期間が6週間程度は必要としますので、物件が決まってからお引き渡しまで最低でも10週間程度はかかることを見越して事業計画をお立て下さい。

飲食店の居抜き店舗を内見する際、チェックしておくべきことを教えてください。
空調設備・給排気設備・厨房機器の動作確認、追加導入される機器がある場合は、電気・ガス・上下水道の容量を確認してください。居抜きは天井裏や床下に設備が隠蔽されていますし、使用年数や運転時間によっては、そのまま使用することが困難な場合もありますので、必ず専門業者同行の上で確認を行ってください。「使えるであろう」という間違った自己判断が大きな損失となる可能性があります。出店者自身でチェックすべきことは、何年前に工事された物件であるのか?業態は何であったのか?撤退した理由は何であるのか?既存厨房の位置と広さは問題ないか?テナントファサードの工事可能範囲はどこまでか?程度で良いかと思います。